老化とは心身の制御を失っていくこと


 椅子から立ち上がる時などに、「よっこらせ」と言う描写。

おじさんあるあるとして描かれることも多く、実際見かける光景でもあります。


「よっこらせ」はおじさんの象徴であり、かっこのいいものではないのに、多くのおじさんは止められません。


老人がモンスタークレーマーになるのは、老化により感情の制御ができなくなるからだ、という説もあります。


同じように、体も制御を失っていくのが、老化ということなのではなかろうか。


あなたの周りにも、咳やくしゃみをまったく抑えずにぶちまけるくそじじい共がいないだろうか。

これは、周囲への配慮をする理性が老化により効かなくなっていることに加え、身体機能の制御も弱まっているからだと考えられる。


席を立つときの「よっこらせ」、咳やくしゃみ、お茶をすすった後のため息など。

若者からすればきったねぇなぁ、というムーブも、決して意図したものではなく、単に体の制御が弱まっているからだとすれば。


そうやって、思い通りにならないものがひとつひとつ増えていくのが、老化なのだとすれば。



いや、同情はできないな。

せめて外ではきちんと制御しろ。


でなければ、帰れ。

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