ブラック企業は地獄。ホワイト企業もマイルドな地獄。

 この世は地獄。

なんで働かないといけないんだろうか。

割と仕事に嫌気がさしています。


なにかを生み出すこと、人に喜ばれること、それ自体は素晴らしいと思うし、仕事にしてもいいかと思っています。

ではなにが嫌なのか。

やはり、人の都合に振り回されること、愚かな人と関わらざるを得ないこと、品のないニンゲンが視界に入ること、誰かに命令されること、自分の自由にならぬこと、が嫌なんだと。

あらためて羅列してみたけれど、仕事自体が嫌というよりは、通常の会社であれば備えてしまっている上記の環境が嫌なんだ、ということがわかる。

分析としては一歩前進か。


若いころは(と言っても10年くらい前、社会人になりたてプラスアルファくらい)、それらの嫌なことを差し引いても、プラスになればそれでよし、としていた時代もあった。

しかし、歳を重ね、結婚して、子供ができて、体もしがらみも重くなって心に巻き付いてきた今日この頃。

会社という環境に付随するマイナス要素が、たまらなく嫌になってきたのだ。


自分の極近辺の仕事環境は恵まれている。

不得手な仕事ではなく、比較的得意なジャンルの仕事ができているし、自分のライン上には理不尽な上司はいない。でも、パソコンから少し視線を上げると、そこにはマイルドな地獄が広がっている。

別にブラック企業というわけではないので、怒号が飛び交ったり、詰められて泣いている新入社員がいたり、といことは全くない。むしろこの田舎では、働きやすいいい会社、で通っている(のではなかろうか)。仔細に比較したわけではないけれど。


そういうことじゃあない。

この環境はマイルドな地獄だと感じる。

このまま朽ちていくのが口惜しい。暇があるからこんなこと考えるのかもしれない。

たしかに仕事や育児が繁忙期で忙しい時、目の前のことに必死で、このような虚しさや焦りはなかったように思う。


結局のところ、“なにか”を見つけて、その時その瞬間できる限りのことを日々やり続ける。

やり続けられるものを見つける、というのが人生の正解なのかもしれない。


鬼滅の刃 煉獄さんの言うところの「心を燃や」して「俺の責務を全うする」ということか。


0 件のコメント :

コメントを投稿