RIZIN.11 例のリベンジマッチの流れが腑に落ちない件

いよいよ29日に迫ったRIZIN.11、楽しみにしています。

ただもうタイトルの通り、RENAの浅倉カンナへの早すぎるリベンジマッチ、流れが気に食わない。
5月の福岡大会、カンナ選手勝利後のマットに乱入し、リベンジマッチを直訴したRENA。
まぁこの流れは別にいいというか、その場でのブーイングもあり、予想通りネットでも叩かれた。私としては、リベンジというには早すぎる(=RENAがMMAの経験を積んでからでないとリベンジの意味がないという意味で)とは思うものの、彼女がリベンジしたいと思うのは構わないし、それで試合が成立してもいいと思っている。
そりゃあストライカー系の選手としては、一発当てれば、あそこで当たっていれば、というのが気持ちとしてはあるので、次やれば勝てる=すぐやらせてくれ、というのは思いやすいだろうし。
逆にグラップラーは、(その負けた試合で明確なミスがなかったなら)同じ相手と間を置かずにやっても、概ね同じ結果になると思いがちだと思う。

私が腑に落ちないのは、途中からRENAの語調が、
・リベンジマッチを直訴(悔しいから戦わせて)
 から
・会社(=RIZIN)から指示されたから、自分も悔しいしせっかくの機会なのでやりたい
 (寝技がザルだけど頑張るから応援してね)
みたいな流れに、いつのまにかRIZINの広報も含めて、流れが変わっていったことが気に食わない。

RIZINの場合は、一部の選手は契約上、RIZINに所属している、というかたちになっているのかもしれないけれど。そして、実際会社からの指示なのかもしれないけれど。シーザー会長からのごり押しなのかもしれないけれど。RENA自身も、さすがにあのグラップリングレベルでは4歳からレスリングやってた人には転がされて終わりと思っているかもしれないけれど。
それならそれで、高田さんか榊原さんのマッチメイク、というかたちでこの早すぎるリベンジマッチを組むべきだろうと思う。

そうでなければ、あの5月のリング上での直訴は、茶番だったということになる。
(いやまぁ実際地上波格闘技の興行だから、茶番的な要素をゼロにしろとは言えないけれども)

それにしても、会社の広報方針の転換か、各種媒体でRENAが「戦うことになったから頑張る」みたいな保険掛けまくりの語調になってるのが非常に不快です。
“ことになった”じゃなく、直訴したんだろ!!?と

とにかく29日、浅倉カンナ選手は、打撃に付き合わずに速攻でタックルで転がして、寝技の素人をサクッと料理してほしいところです。
別にRENA自体は嫌いでもないので、ジョシカクのアイコンとして頑張ってほしいですね。

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