理想の住宅、保険、車を買うこととその仕組みの歪み

AIについては、いずれちゃんと勉強したいと思っているけど、それとは別に思いつきで。

なんだかんだ、公正に選んでいるつもりでも、構造上利益誘導というか、世の中のすべての条件から、自分に合う条件を満たして(満たすものがないなら、ない、ということを織り込んで)商品を選ぶ、ということはできない現状がある。
いきなり、抽象的でわかりにくいけども、家や車や保険を考えてみてほしい。
その目の前の営業マンには、売りたい商品が必ずある。
それはもちろん、自社の商品。
トヨタのディーラーがホンダの車を勧めてくることはないし、日生の生保レディが損保ジャパンのプランは持ってこない。

で、最近割と見かける「街の保険屋さん」みたいなのは?
いろんな保険を扱ってるんでしょ?
中古車屋ならあらゆる車種を扱ってるんでしょ?
という話になるが、それでも、歪みはある。
保険であれば、各社の販売奨励金率が同じということはないし、
中古車だって、玉があるもの、売りやすいもの、あるだろう。

ということで、これを何とかするには、冒頭のAI云々の話になる。
正確にはAIじゃない、というかAIという言葉が独り歩きしすぎていて、自動化系はなんでもとりあえずAIってしておけ、みたいな風潮には乗りたくないけども便宜上AIで。
つまり、この世の営業マンを、商品との利害関係のないAIに置き換えてしまえば、上記の歪みは相当程度なくなるのでは、という妄想です。

そのAIのプログラムというか判断に、”邪念”がないかは、なにかしらの監査技法が発明されないと、一般への普及は難しそうではあるけれど。

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